毛髪の話(頭皮・頭髪・皮膚・商品のお話)                              髪に良いお話、髪に付いてのQ&Aをご紹介してまいります。


目次 

8. 新発毛法 毛生え薬プロペシアと 大豆「イソフラボン」・トウガラシ「カプサイシン」を併用
9. 白髪防止に大豆の力
10
.石油由来のシャンプーについて
11.シャンプーに入っているシリコンについ
12.アミノ酸系シャンプーについて



8.新発毛法(食品と薬品併用)が脱毛症の9割の男性に効果があった。
       大豆のイソフラボン・トウガラシのカプサイシンと毛生え薬プロペシアとの併用


2009年2月24日の中日新聞記事より

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薬と同時にトウガラシと豆腐の含有成分の摂取で発毛効果

頭髪に悩む男性に朗報ー。名古屋市立大大学院医学研究科のグループが、新しい発毛法の
実験をした結果、脱毛症の9割の男性に効果があった。
トウガラシなどに含まれる「カプサイシン」と豆腐などに含有される「イソフラボン」とともに、
男性ホルモンの作用を抑える薬品を服用させた。

グループは、遺伝や男性ホルモンの影響による男性型脱毛症の二十二人に六ヶ月間、カプサイシンとイソフラボンと同時に、男性型脱毛症の治癒で使われる「プロペシア」一ミリグラムを服用してもらった。

二十人で薄毛部分に発毛が見られた。このうち十二人は薄毛部分の七〜八割に一目で毛が増え始めたことが分かった。

グループはこれまでの研究で、カプサイシンとイソフラボンを5ヶ月とり続けると体内で「IGFーI」と呼ばれるタンパク質が増え、髪の元となる毛母細胞を刺激。薄毛男性の75%に発毛効果があることを実証していた。

一方、プロペシアによる治療は、人によって効果が分かれ、これまでの研究では1年間投与しても効果があるのは58%だった。

岡嶋教授らは既にカプサイシンとイソフラボンのサプリメントを開発。
引用していた男性が、たまたまプロペシアを飲み始めたところ著しい効果が見られたため実験を始めた。

2003年、カナダの研究者により「プロペシアは毛根に毛母細胞を活性化させるIGF-Iが増えないと効果がない」とする研究があり、岡嶋教授らがIGF-Iの研究と組み合わせることで、発毛効果を実証した。

2009年2月24日の中日新聞記事より
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豆とトウガラシに含有される「イソフラボン」と「カプサイシン」を摂取すると髪の元となる毛母細胞を刺激して髪によい効果があるということを記憶にとどめ頭髪を元気にしたいですね

  9.白髪防止に大豆の力
       プロペシアと大豆のイソフラボン・トウガラシのカプサイシンの効果


2010年2月7日の中日新聞記事より


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味噌汁や豆乳を飲むと白髪が黒髪になるかもー。

豆腐や味噌汁などに含まれる「大豆イソフラボン」に毛を黒くする作用があることが、岡嶋研二教授、原田直明准教授ら名古屋市立大研究グループのマウスを使った実験で確認された。(研究結果は米・栄養科学雑誌に掲載される。)

グループはイソフラボン2ミリグラムを混ぜた餌を、背中部分の体毛を剃ったマウスに3週間食べさせた。
その結果髪の黒さに影響するメラニン色素の割合が(5匹の平均で)1、23倍に増加。
見た目にも、黒くつやつやした毛が生えた。さらに毛根の数が増えるなど、発毛効果も確認した。

イソフラボンが入ってない餌では、メラニンの量に変化はなかった。

岡嶋教授らは、イソフラボンとトウガラシなどに含まれる「カプサイシン」を併せて取ると、体内で「インスリン様成長因子ーI」が増えることを実証。髪の元となる毛母細胞の増加にもつながり、人でも発毛効果があることを突き止めていた。

今回の実験でイソフラボン単独でも白髪の防止に効果があることがはっきりした。

岡嶋教授は「毛が生えたり、黒くなったりする仕組みはマウスとほぼ同じなので、人でも効果が期待できる。 
食習慣を見直し、適量の大豆のイソフラボンを取れば白髪を防ぐ効果があるだろう」 と話している。

2010年2月7日の中日新聞記事より
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当店のお客様で、髪が黒々としていて白髪の少ない方に、お尋ねすると、「毎日味噌汁を飲んでいます」との返事が多く返ってきます。
イソフラボンの効果は常々あると肌で感じていました。

大豆のイソフラボンと、トウガラシのカプサイシンを摂取すると、体内でタンパク質「インスリン生長因子」が増え、毛母細胞の増加につながり発毛さらに 白髪防止煮よいと言うことです。






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10.石油由来のシャンプーについて調べた事を掲示させて頂きます。

 シャンプー成分表示の水の次に界面活性剤のラウリル硫酸Na  ラウレス硫酸Na  パレス硫酸Naが入っていたら石油系シャンプーで注意が必要です。 

硫酸系成分にはとても強い「脱脂力」と「タンパク質変性作用」(細胞の蛋白質を壊す働き)があるという大きな問題点があるのです。

●シャンプー全成分の水の次に危険なラウリル硫酸Na  ラウレス硫酸Na  パレス硫酸Naを使用しているシャンプーについて。

 この成分は過剰に皮脂や頭皮の健康に欠かせない保湿因子(NMFやセラミド)を剥ぎ取る力が強いため、一度洗い流されたNMFNatural Moisturizing Factor)やセラミドは元の状態に戻るのに5〜6日かかるといわれています。

硫酸系成分で毎日シャンプーした場合、保湿因子のない無防備な状態で頭皮が外界の刺激にさらされ続けることになります。

この状態が長い間続くと、頭皮細胞が健康な状態を保てなくなり、やがて髪やせ、つや・コシの低下、抜け毛などに繋がることが心配されます。

さらには頭皮のバリアをはがすために頭皮敏感肌になりやすいのです。

硫酸塩は、台所洗剤と同じ洗浄成分であるために手荒れにもなりやすくすでに手が荒れている人には、「しみる」と感じることがあります。

 人体には常在菌がいて真菌などに感染しないようになっているが、その常在菌さえ殺菌されてしまうので結果として他の真菌に罹り(かかり)やすくなり、脂漏性皮膚炎に罹りやすくなる傾向があります。

あるいは刺激の強さから接触性皮膚炎に罹ることも。

しかしそういった皮膚疾患には発症するまで3年くらいかかることがあり、長期の使用がさまざまな皮膚疾患につながるため、ある時から急に罹ったとしても本人は原因がわからず、まさかシャンプーが原因であるとは思わないので、原因がわからないまま肌の悩みを抱えることになるのです。

そういった皮膚疾患は罹ってしまうと完治するのが非常に難しいのです。

なるべく健康な肌のうちからこういった成分は避けてください。 

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常在菌(じょうざいきん)とは、主にヒトの身体に存在する微生物(細菌)のうち、多くの人に共通してみられ、病原性を示さないものを指す。

常在菌の種類は多種多様で、地域環境や生活習慣、および身体の部位により違いが見られます。

誤解されやすいが、「健康な身体にも存在する菌」であって「全ての人間が持っている菌」という意味ではない。

基本的には人の健康に影響を与えず、共生関係にあるものを指すが、免疫力の低下により日和見感染を起こすこともあります。

 

またそれとは逆に、安定して多数で存在することにより、侵入した病原性微生物の繁殖を抑制し、発病を防ぐ効果もあると考えられています。

実際、強力な抗生物質の使用などにより常在菌が極端に減少すると、他の細菌やカビなどが爆発的に繁殖し、病原性を示す事があります。

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 ●シャンプー成分で他にはスルホン酸系で、オレフィン(C14-16)スルホン酸 名前に「スルホン酸」とつく成分これも「タンパク質変性作用」があります。

シャンプー成分表示の上位にこれがあれば要注意です。

オレフィン・スルホン酸は洗浄力が大変強く、「脱脂力」「タンパク質変性作用」は硫酸系成分に匹敵する強さがあります。

また「魚毒性」は一般にシャンプーに使われる洗浄成分の中では最強とされています。

安価で泡立ちが良く、「植物由来」「無添加」を謳ったシャンプーによく配合されています。

洗濯用・住居用洗剤にもよく使われています。
 

「天然」「無添加」を謳った(うたった)シャンプーであれば安全性が高いとは限りませんので注意が必要です。

 

シャンプーの選び方には気をつけて下さい。

ノンシリコンシャンプーと謳っていても成分表示を見て気をつけましょう。

いいシャンプーは価格が高いのです。
 

11.シャンプーに入っているシリコンについて

シャンプーの成分の中に「シリコン」が入っていると髪の毛に悪い・・・と最近良く耳にします。

最近、シリコン=悪いと言う風潮になっていますがでは、なぜシャンプーに入っているシリコンは悪いのか?勉強した事をお知らせ致します。

 

●シリコンとは?

「シリコン」は「シリコーン」を略した名称です。シャンプーにはオイル性質(シリコンオイル)の物が使われています。髪の毛にくっつき、コーティングします。 コーティング力は抜群で、枝毛をくっつける効果があり、痛んだ髪の毛にはかなり便利な成分なのです。

シリコンには水溶性、油溶性、揮発性などの種類があります

水溶性シリコンやサイズの小さいシリコンは、髪の毛に残留することが少ないそうです。

逆に油溶性シリコンやサイズの大きいシリコンだと髪の毛に残りやすく髪の毛や頭皮にあまり良くない、と言えます。

 

◆シャンプーのCMで、「天使の輪」ができたり、持ち上げた髪が1本1本まるで砂時計の砂のように落ちてくるシーンがありますね。あれはまさしくシリコン剤のおかげです。シリコン無くしてあんな髪はあり得ないのです。

 

●シャンプーに入っているシリコンの成分名は「ジメチコン」  「シクロメチコン」  「シリカ」  「シリル」   「シロキ」  「シラン」  「シロキサン」です。

これらがシャンプー成分名に入っていたらシリコンシャンプーです。通常、シリコンの入っているシャンプーやリンスは数回使っただけで、髪質がサラサラになったような「感触」が得られます。ほんの少しだけ植物由来成分を加えて、その働きで髪が良くなるような商品説明がされることもありますが、シリコン入りシャンプーの仕上がり感は、ほとんどが髪に吸着したシリコンの働きによるものです。

 

●シリコンが入っているシャンプーやコンディショナーを使用すると、かなり手触りが良くなります。

それは、シリコンが髪の毛の痛んでささくれているいるキューティクルをコーティングし、デコボコをなくしているからです。

シリコンはあくまでコーティング剤、髪の毛を修復するトリートメント効果はありません。

しかも、シリコンは、水を弾くような健康な髪の毛にくっつきやすい性質を持っています。

逆に、超ハイダメージ毛(ポーラス毛)やハイダメージ毛のように水を弾かない毛にはコーティングできないそうです。

キューティクルがボロボロになっていて髪の毛の芯も痛んでいる髪の毛には付けても落ちてしまいます。

シリコンは健康な髪の毛に付きやすく、くっついたら取れにくい、と言う性質も持っています。

つまり、シリコンは軽度のダメージを修復するのには向いているけど、ハイダメージにはあまり効果が無い・・・と言うことです。

健康な部分にくっつきやすいそして「取れにくいので、使い続けるとカラーやパーマ・縮毛矯正・アイロンパーマの薬液をはじくようになります。

それでかかりにくい状態とかムラが生じるようになルのです。

髪の毛がコーティングされすぎて乾きにくくなったりもします。

 

●現在市販のシャンプーの80%には、ほとんどシリコンは入っているようです。

市販のシャンプーで安価なラウリル硫酸Na等の強い洗浄力の界面活性剤を使うと髪がパサパサになります。

そこでシリコンを沢山入れて、髪の毛がサラサラで綺麗になったように感じさせ、手触りを良くさせよう、という訳です。

シリコンは悪い!!というのが今は一般的な意見になっているようですが、シャンプーにシリコンが入っていないと、手触りはかなり悪くなりますし、髪の毛同士がすれて、ダメージにも繋がりまねません。

しかし 「シリコン」ではない保湿成分等が配合されているシャンプーが一番安心です。

シリコンが入っているシャンプーで一番心配なのは、頭皮の毛穴までコーティングしてしまう事です。

過度にシリコンが入りすぎているシャンプーは「悪い」といえます。

シャンプーは元々、頭皮をきれいにする目的のものですが、特に毛髪の健康な人がシリコン入りのシャンプーを使いつづけると、毛髪がべっとりして乾きにくくなってしまうケースもあるようです。

 

●トリートメントや洗い流さないトリートメントの中にも「シリコン」は入っています。

上記にも書きましたが、シリコンは髪の毛をコーティングするものなので、トリートメントには多少シリコンが入っています。

シャンプーは汚れを落とすもの、トリートメントは髪の毛を保護するものなのです。

トリートメントの中には、シリコンの他にも髪の毛の内部を修復する成分が入っています。(入っていない安価なトリートメントもありますが・・・)

その髪の毛の内部を修復する成分の表面をコーティングすることはとても必要なことなのです。(出来ればシリコン以外のもので)

なので、シリコン入りのトリートメントは、頭皮に付かないように髪に塗布して使用する事をお勧めします。

・トリートメントでも髪の毛がそんなに痛んでいない人は、シリコンが入っていないシャンプーがベストです。

・髪の毛が痛んでいる人は、石油系でないシャンプーを使用して、保湿成分のあるトリートメントで潤し表面を少量のシリコンでコーティングすることも良いかも?

 

●でも本当にシリコンと付き合ってもいいのか考えてみましょう。

重複しますが市販の多くのシャンプーには、髪をコーティングする「シリコン」と「コーティング剤」が入っています。

 

「シリコン」は撥水性と潤滑性をもつ成分で、カーワックスに使われることで良く知られています。シャンプーやリンスにこのシリコンを配合しておくと即効的にキューティクルに吸着する性質があるので、使ってすぐに髪質が良くなり髪をサラサラに「演出」する働きがあります。

シリコンは髪に浸透して保湿したりダメージを補修する効果は全くない上、吸着力がとても強いため髪から剥がれる際にキューティクルを一緒にはがしてしまうことがあるという問題があります。

シリコンに頼ったヘアケアは、深まったダメージを覆うために、さらにシリコンが必要になるという悪循環に陥ってしまう事もあるのです。

 

『シリコンシャンプーは。人体にいい成分だろうか?』

●シリコンシャンプーを使ったからといって、必ずはげるとか、薄毛や抜け毛になるとはいえません。しかし、シリコンシャンプーには何の問題もないという訳ではありません。

 

●これは食品添加物や建築資材に使われる接着剤などと同様の問題です。即座に害が出るかというと、そんなことはないけれど、では使い続けても大丈夫かというと、それも違います。できれば避けて通りたい物なのです。

 

●シリコンシャンプーの「シリコン」に敏感な人とそうでない人がいて、敏感な人の場合は、すでに何らかの髪トラブルが出ているはずです。だから、いま薄毛とか抜け毛に悩んでいる人、あるいは、はげるのではないかと心配している人、頭皮が乾燥したりしやすい人、そういう人はすでにシリコンシャンプーの害を受けていると言っていいと思います。

 

●これまでの長期にわたるシリコン剤の使用によって、すでに髪や頭皮はずいぶん痛めつけられているのです。

 

●化学物質過敏症の人を見ればわかるように、食品添加物や建築資材などと同様です。シリコンに敏感な人は、すぐにノンシリコンシャンプーに切り替えて頂きたい。また、シリコンに敏感でない人も、できればノンシリコンシャンプーを使うようにして頂きたい。

 

●問題は、シリコンに覆われることで、髪の毛が表面から溶かされていき、キューティクルは破壊され、こうした髪の表面を顕微鏡で見ると、肌荒れの様になってしまうことです。さらに、髪の毛だけでなく、シリコンは毛穴への影響もあります。その結果、様々な髪・頭皮トラブルを招いているのです。

 

●そして、ここからです。「悪循環」がここから始まるのですね。髪が痛んだと感じたら、誰だって、髪に効くもっと良い商品はないかと求めますよね。すると、今話題の新商品が気になり、ああ、これをつかえば改善するかもしれない、とつい手を伸ばすわけです。ところが、後から後から発売される新商品には、より強力なシリコン成分が配合されている場合もあるのです。

 

●実際のところ、CMの「天使の輪」とかさらさら流れる髪の毛など、映像上の演出も加味されているのでしょうが、あんな髪は人工的に加工しなければあり得ないです。実態は、肌荒れ状態になった髪の毛をさらに強力に厚くコートしているわけで、さらにもっと髪を痛める方向に突き進んでいるのです。

 

●「シリコン」よりさらに問題なのが、髪を滑らかにする「コーティング剤」(いわゆるリンス成分)です。シャンプーに入っているコーティング剤の多くは「カチオン(陽イオン)系界面活性剤」と呼ばれるものです。聞きなれない名前だと思いますが、実はシャンプーやトリートメントに使われる成分の中で、最も頭皮に深いダメージを与えるのがの「カチオン(陽イオン)系活性剤」なのです。

これを、もし髪にだけつけることができれば問題ない成分と言えなくもありません。

ところが、「カチオン(陽イオン)系活性剤」には石油系シャンプー成分のラウレス硫酸(硫酸系成分の代表)やオレフィン・スルホン酸よりも、さらに強い「タンパク質変性作用」があるのです。

シャンプーに配合されている場合、頭皮に触れないように使うことはできません。

こうした成分の入ったシャンプーは一時的に髪質が良くなったという「演出」と引き換えにして、頭皮の健康にとって良くない成分を毎日頭にすり込んでいるようなおかしな話になってしまいます。

 

●陽イオン(カチオン)界面活性剤の怖い毒性

化粧品、シャンプーに使われている合成界面活性剤は、陰イオン(アニオン)系が主体です。これに対して、リンス、トリートメントは、陽イオン(カチオン)系が主成分です。

表皮、髪の保護をしている主要タンパク質であるケラチンへの結合力は陰イオン系と比べて陽イオン系活性剤はきわめて強力なため、タンパクの変性力も強く刺激も強いのです。

このようなケラチン変性による皮膚の荒れは、水分不足の場合とは性質を異にする」そうです。ただのカサつき、パサつきではない、ということです。

肌質、髪質そのものが合成界面活性剤で変質し、とかされ、荒れていくのです。

つまり、シャンプー、化粧品よりもリンス、トリートメントのほうが極めて危険であるということです。

 

例えば、塩化ステアリトリメチルアンモニウム多くのリンスに配合されている代表的な陽イオン界面活性剤!

「髪に染み込みしっとりさせる」というのですが、その毒性は恐ろしい。

うっかり口から入ったときの致死量わずかに13gこの場合1〜4時間以内に死亡するそうです。

(参考資料 化粧品毒性テーブル   同志社大学西岡一教授監修)

 

僕は、昔シャンプーについて理容大学科で学んでいた時、皮膚科学の講師○○先生がメーカーを訴えてやりたい言われた事を思い出します。

 

●シャンプーで問題になる成分はシリコンだけではありません。シリコン同様に、髪や頭皮を傷める大きな原因になっているのが<洗浄成分>です。つまり、その名の通り、汚れを落とす成分ですね。

 

シャンプーして、短期間で髪質の変化が感じられなかったり、使ったときの泡立ちや使用感が良くなければ、多くの人はあまり良いものではないと感じて使うのを止めてしまいます。

本当に良いシャンプーは、時間をかけてゆっくりと髪と頭皮を健康に育てていくものなのですが、残念ながらこのことはなかなか理解されず、使ってすぐにわかる効果ばかりが求められてしまいます。

インターネット上での化粧品の口コミサイトを見ても、「使ってすぐに髪の毛がサラサラになりました」「泡立ちがとてもクリーミーなので気に入っています」といった口コミが書き込まれていたりします。

表面的な使用感や、即効的な仕上がり感に対する消費者の需要に応えるシャンプーを作るため、泡立ちが良く爽快感のある洗浄成分(硫酸系・スルホン酸系成分)、髪に吸着するシリコンやコーティング剤、増粘剤、パール化剤など、本当は頭皮と髪の健康にとって良くない成分がたくさん配合されます。

こうしたシャンプーの使用は、短期的な使用感や髪質がすぐに改善されたという「感触」と引き換えにして、本当に頭皮と髪に必要なものを犠牲にしてしまっているわけです。

良いものを作ると売れなくなる。

だから良くないとわかっているものを加えて作る。 

市販シャンプーの持つこうした問題点に対する疑問から、本当に安心して使えるシャンプーを求めると、自然と無添加のシャンプーになります。 

人によっては、皮膚を刺激したりアレルギー反応を示したりする可能性のあるパラベンなど、旧指定成分、パール化剤、着色料などシャンプーの色を整える余計な成分や、合成香料ももちろん無添加です。

家族みんなで毎日の健やかに使える頭皮にも髪自体にも負担をかけることのない優しいシャンプーです。

 頭皮と髪にできるだけ負担をかけないようにするためには、シャンプーを弱酸性に保つ必要があります。アルカリ性を帯びた液体は頭皮に対する刺激が強く、髪の毛に対してはキューティクルを開いて傷つきやすくしてしまう性質があります。

たとえばpH値を6.2に保った弱酸性のシャンプーです。

●シャンプーには薬事法に従って全成分が表示されています。成分名中に「硫酸」「スルホン酸」(ラウレス硫酸Na、ラウレル硫酸、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na等の名前のつくものは、脱脂力・タンパク変性作用が強いため、特に要注意です。お手元のシャンプーを一度確かめてみてください。

アミノ酸系シャンプーについて

アミノ酸系の洗浄成分を使用したシャンプーが現時点のベストです。現在、アミノ酸を上回る洗浄成分は開発されていません。

 

◆「アミノ酸」とは、人体を構成する成分と同じ成分です。石油由来の人工的成分ではありませんので、髪や頭皮に対して刺激が少ないのです

汚れを洗い落とす際、市販の石油系シャンプーのように根こそぎ洗い流すことはなく、頭皮に必要な皮脂は残してくれます。

そのため、頭皮が乾燥したり、または頭皮が乾燥したために人体が反応して余分な脂を分泌して結果的にベタつく頭になる・・・といった悪い循環が起こりにくくなるのです。

 

◆いま、髪や頭皮のことで何らかの悩みを抱えている人は、、ノンシリコンでアミノ酸系のシャンプーを使って下さい。1週間から1ヶ月使い続けてみれば、<変化>を必ず実感できると思います。

 

美しい髪を生む頭皮の健康を大切に考えた場合、最良の洗浄成分と言えるアミノ酸系成分は、

ココイルグルタミン酸TEA  ココイルアラニンTEA  ラウラミノプロピオン酸Na  ○○ベタイン   コカミド〜   ○○グルタミン酸 グリシン  タウリン          アラニン ヤシ油脂肪酸  ラウリン酸等で表示されています。

 

刺激性が低く、頭皮に優しい。洗浄成分自体に髪のダメージに浸透して保湿する働きがあります。

 

泡立ち、使用時の爽快感が劣りますが安心して使用出来ます。

原価が高いのでちょっと価格も高めです。

 

●「シャンプーは本当に良いものを作ると売れなくなってしまうんですよ。」   

某会社のハーベストシーズンが普段取り扱っているアロマテラピー用の精油や植物油(キャリアオイル)を配合したシャンプーの商品化を考え始めたときに、ある化粧品会社の研究員の方が言われた言葉です。

「良いシャンプーを作ると売れなくなってしまう・・・??」     

私たちにも最初はこの言葉の意味がわかりませんでしたが、この言葉の意味は単純です。髪と頭皮の健康にとって、本当に良い成分だけを使ってシャンプーを作った場合、短期的な洗い上がりの良さや使用感が低下してしまうということです。

 

●頭皮にやさしい良質のアミノ酸シャンプーは洗浄力がマイルドですので、なるべく2度洗いするのがお勧めです。

性質上、皮脂や油分と混ざると泡立ちが悪くなりますので、特に汗をかいたときや、整髪料を付けている場合は、2度洗いすることで、よりしっかりと汚れを落としていただけます。

 

良質のアミノ酸洗浄成分には、それ自体に髪に浸透してダメージ部分に吸着する働きがあります。

すすぐ前にシャンプーを付けたまま2分程度放置して「泡パック」すると、より高いトリートメント効果が得られます。

 

アミノ酸洗浄成分自体に潤い効果がある上、馬油とか植物油などの天然保湿成分をしっかりと配合されていると、基本的にリンスなしで仕上げていただけます。(本部の炭シャンプーもこのタイプです。)

 

●シリコン入りのシャンプーを使っていた方は、髪がシリコンでコーティングされています。

その場合、シリコンやコーティング剤の入っていないシャンプーは、きしみを強く感じることがありますが、使用しているうちに徐々にシリコンが剥がれていきますので、きしみは無くなっていきます。

濡れている間は、ある程度きしむのが髪本来の自然な状態です。乾くと、きしみはなくなります。

  

●アミノ酸系洗浄成分は、損傷毛に吸着して傷んだ部分を埋めようとする性質があります。

この性質が強く発揮されている状態にあると、泡立ちが悪くなってギシギシした感じになります。

洗いにくく感じた場合は、泡立ちが回復するまで、シャンプーを少しずつ継ぎ足すようにしてください。

 

長々と最後まで読んで頂き有り難う御座いました。

参考資料 ノンシリコン&アミノ酸系シャンプーのランキング・アロマのやさしさ開発物語・もと美容師のおすすめ情報・Pure Skin Club